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2006年 07月 28日
さて、大好評だった望月社長のNY日記、
「田舎の経営者、NYへ行く」も今回で最終回です。 悲しいですね・・・。 何が悲しいって、また僕が自力の文章でブログを更新しないといけない事が・・・。 ・ ・ ・ ・ そんな事はありません!!! 誰ですか、そんな後ろ向きな事いうのは?? またはりきってブログ更新していきますよ~! では、最終回です。 望月社長はビジネスと世界の中心、NYで何に気付き、何を得る事ができたのでしょうか・・・。 ここまで細かく書いているNY日記は他にないと思います。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 6/21(水) 早朝母親に電話。向こうは夜。異常なしとのこと。 9:00に出発。 キャナルstのマックで朝食。 ボトルのwaterを頼んだつもりが、カップに入った氷水(無料)がでてきた。 ラッキーと思いつつも、英語力の無さにへこむ。 3日目にふらりとはいったアウトレットの店に行こうと思い、 着いてみたら、周りにいろいろいい店があることに気付く。 TVの通販の商品を集めてある、日本で言うとドンキホーテみたいなショップもあった。 これはいい、とお土産をまとめがい。 1枚2ドルのエロDVD(ノーカット)を発見。 質は悪そうだが、これこそお土産にちょうどいいということで、20枚まとめて買ってみた。 レジで、店員の人に笑われたが、笑い返した。 「旅の恥はかきすて」。この場をどうやって乗り切るか考えたときに、 これが自分の精一杯だった。 荷物が多くなってきて、 帰国用のバック(車輪付きで、日本で買ったら5000円は下らない)を買うか迷ったが、他の場所にもっといい物あるかもしれないと直感で、そこでは買わず。 その裏の通りあたりをグルグル回る。なぜかバック屋が3軒ならんでいるところにでる。 こここそ自分の求めているものがあるかもと、期待する。 車輪がついて引きずることができて、ナップサックのように背負えるものを発見。 こんなのが欲しかった。値段を聞くと、いつもは24ドルだけど、20ドルでいいよ。と言ってくれる。 商売文句かもしれなかったが、これが2200円ぐらいというのは日本では考えづらい。 ナップサック1つにしても2000円ぐらいしそうなのに・・・。即購入。いい買い物をした。 買い物したものをバックにつめ、コロコロ転がしながら、いったん部屋に向かう。 重たい思いをしていた頃と比べると、転がすのはとても楽だと気付く。 部屋に戻ると寝てしまう。 19:00頃、村越さんから薦められたことがあるラーメン屋に向かう。 味噌ラーメンを頼む。 普通に日本で出される味噌ラーメンとほとんど変わらない。日本人にとってはかなりポイントが高いお店だと思う。 その後、夜景を見ようと、ブルックリンブリッジを歩こうと考える。 8:00ぐらい、橋の真中あたりのベンチに座り、日が暮れるのを待つ。 座っていると、となりに3人の女の子が座る。 最初は気にとめなかったし、意外に騒音があったらしく、話し声はきこえなかった。 が、「そう、そう。」という言葉が聞こえてきて、ムムっと振り返ると、日本人だった。 「あの~、日本人ですか?」と会話が始まった。 向こうは自分のことを現地の中国人だと思ったらしい。 NYでダンスを勉強している3人だった。 1000ドル/月のレンタルアパートみたいなものをネットで見つけて、 4週間会社を休んで乗り込んできたとのこと。 ダンスをやっている人にとっては、NYは聖地なのかもしれないと思った。 運命の出会い・・・か? 暗くなるまでお話して、夜になったら写真を撮った。 途中まで一緒に帰り、名刺を渡して、それぞれ帰った。 部屋にもどって、シャワーを浴びて、ビールを・・・とリビングに行くと、村越さんが夕食中。 ビール片手にお話をした。 6/22(木) 朝起きても疲れている。ビールの飲みすぎか? 9:00頃、歩いていたら、通学中の村越さんに会う。 お勧めのCAFEで朝食。(孔子像の近く。) 林さんは結構使うらしい。店員の中国人が可愛い。 specialbreakfastを頼んだ。 食べ終わったら、canal.streetから110steetへ。 結構時間が掛かる。 降り立つと・・・、ヤバ目&危険な雰囲気。 セントラルパークを北側から歩こうとしたのは失敗か・・・? とビビりながら足早にセントラルパークへ向かい、最北東端にたどり着く。 あとはパークの中を歩いたり、パークに沿った外の道を歩いたりしながら南下。 最終日はキツイ。休み休み歩く。 途中で貯水池を見たり、パークの中で野外授業をしている学生を見たり・・・。 メトロポリタン美術館に着く。片道さんはここで冊子を配ったのか・・・と思いながら、 でも中を見る元気が無くて、もったいないが、さらに南下。初日にへばった72stの所に着く。 そのまま西へ。 ストロベリーフィールズを見たのち、レノンとヨーコが住んでいて、 レノンが打たれたマンションの前に着く。 日本人が数人いた。(しゃべっている言葉でわかった) その後スクエア12という映画館の中だけを見て、 その辺のスーパーでカットパインとオレンジジュースで昼食。 思いもよらず満腹になる。 しかし、気付いたら、座って食べていた所はプライベートパーク。 「No food」と書いてあった。(汗) リンカーンセンターを見て更に南下。 そのあたりに駅があるはずだと思ったが、ない。 結局ガイドブックが間違っていることに気付き、49stまで下る。 地下鉄に乗って28stへ。 日本-ブラジル戦をやる所へ行く。外でアンケートを書いて、中へ。 村越さんと友人4人がいた。 ビールを飲みながら試合スタート。 結構日本人がいて、50人ぐらいはいた。 試合は先取点の所までは盛り上がったが、4-1完敗。川口がいなかったら8-1ぐらい。 canal stまで地下鉄で下って、 味千ラーメンでギョーザ、春巻き、照り焼きチキン、ビールを頼み、一人で乾杯。 旅の疲れを癒す。 戻ると、中国人(多分)とエレベーターではちあわせ。 その人は住民だと思っていたらしく、「あなたの名は?」と聞いてくれて、 握手をしたが、「旅行者です」とは言えなかった・・・。(汗) 旅の帰り支度をした。 荷物は全て機内に持ち込みたかった。 そうでないと、乱雑に扱われたり、引き取るのに時間が掛かると思ったから。 $20で買った背負えて引きずるやつには、すべてがはいりきらない。 確か、AAの行きのどこかで、「持込荷物は一人1つまで」(←当然英語。思い出せない)というフレーズがあった。 まずい、どうしようと考えた末、 旅行の最初に持ってきた小さなビジネスバックに機内で必要最低限の荷物を入れ、 それを折りたたんでビニール袋に入れて、 いかにも、空港内で最後のお土産を買って荷物が増えてしまったことを装おうことにした。 めでたく、荷物が整った。 その後、スーパーで買っておいたビールが残っていたので、 一人で晩餐だと思い、飲みながら、旅の思い出を記す。 途中、村越さんが帰ってきていて、テレビをつけていたので、 リビングで一人飲む。(村越さんは仕事中だったと思う。) 一人でビールを飲み終えて、シャワーを浴びて寝に入る。多分22:00ぐらいだったと思う。 6/23(金)5:00頃目が覚める。 時差ずらしにはうってつけだと思い、起きてシャワーを浴びる。 その後、その辺を散歩でもしようかと思ったが、 持って帰るのに荷物になる本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教えII」を読み返す。 また新たな気づきがあって、持って帰ろうかと思ったが、 日本ではまた買えばいいと思ったし、個人的にこの本はいい本だから、 他の誰かにも読んで欲しいと思って、ここに置いていくことにした。 8:00ぐらいになって、荷物を整えて、村越さんにここに置いていくものの説明をした。 水も余ってたし、小さかった(はいていない)トランクスも何かの役に立てばと思って置いていった。 自分の扱っているサプリメントも日本に帰ればあるので、食生活が乱れそうだったので、 すべてプレゼントしておこうと思い、そうした。 8:30頃、仲本さんが迎えにきてくれて、村越さんと握手して出発。 朝、林さんと「おはようございます」とだけのあいさつで、 「お世話になりました」と言えなかったのが心残り。 ブルックリン方面に向かい、3週間ぐらい英語を勉強している学生(名前忘れちゃった)をひろって、空港へ。 「このあたりはユダヤ系の金持ちが住んでいて、いい家並みだよ~。 そっちの通りを越えると黒人だらけ。」 「英語はね~、DVDの字幕を見ながら、とにかく口に出して練習だよ。口から出た音が耳に入って、耳が覚えてるんだ。根気良くやってみるといいよ。だから好きなDVDを選ぶといい。興味を持たなきゃ。6ヶ月ぐらい経つと、おっ、と変わる瞬間が訪れるよ。」 なんてお話をきかせて頂き、いや~、勉強になりました、という感じでした。 学生の子と、AAの東京行きはどこだろね~と言いながら、 まあ、チケット見せて「どこ?」って聞けばどうにかなると思い、そうしたら、教えてくれた。 だんだん英語を覚えようとしない(楽をしようとしている)行動に出るようになってきたが、 日本に戻ったら、DVDを見て勉強だ・・・、なんて考えていた。 チケットカウンターで、自分の番が来て、荷物を機内に持ち込むには、ここが勝負と臨む。 パスポート見せて、怪しまれないようにあえてリュックのように背負って、 プラス、ニコニコ自然な笑顔で(←そう考えているだけで不自然さは拭えなかったとは思うが・・・) やりとりをする。 社員:「あずける荷物は?」 自分:「No,Thank you.」 社員:(うなずく) 自分:(よっしゃー。) おおげさに書いているようだが、自分にとっては、昨日から策を練っていた通りに事が進んだので、嬉しかった。(ここでも小さな男だな・・・と感じる。) X線の検査も、なるべく旅行者の雰囲気をかもし出した。 身に付けていた金属製の名刺入れがピンポーンと鳴ってしまったが、おどけながら、 「ああ、これが鳴っちゃったんだね~」と言わんばかりの笑顔で切り抜けた。 「笑顔は言葉を超える武器だ」と改めて感じた。 さて、機内に乗り込む。 隣は多分、日本人女性。 話掛けたいが、チャンスを伺い、あえて話かけない。 そのうち、離陸。 出国の時にも感じたが、この離陸と着陸の寸前の眠気って何だろうと思う。 何かの気圧の変化が眠気を誘うのかな・・・。 周りを見渡すと、結構寝ている人がいたので、そう思った。 離陸し、安定飛行。 隣の女性のイヤホンがないらしい。 女性:「日本人ですか?」 自分:「はい。」 女性:「イヤホンなくないですか。」 自分:「(探して)あっ、ないみたいですね。」 女性:「英語しゃべれます?」 自分:「全然ダメです。でもゼスチャーでなんとかなりますよ」 と言う話の後で、自分は静岡で和菓子屋、その女性は東京でグラフィックデザイナーをやっているなどの話をした。 3泊5日でキャラクターの買い付けだと言っていた。正直、グラフィックデザイナーの仕事は良く分からん・・・。 でもグラフィックデザイナーの仕事が楽しいと言っていたので、いいね~とお話をする。 何か繋がるかもしれないと思い、自分の名刺だけは渡しておいた。 その後、乗務員が通り掛かったので、その人に向かって、両耳を指してイヤホンをつける仕草をして、二人ともない仕草をし、「No,No.」という。かなりメチャクチャな英語。 でも通じたらしい。2人分持ってきてくれた。 その後、機内食食べて、寝て、食べて、寝て。 成田に着く。 女性と、「お疲れ様でした」と言って別れて、足早に帰路に着く。 途中、携帯電話を返す位置がわからず、少々むかつきながら、京成線に乗る。 18:30頃、新富士について、19:00頃に実家に帰る。 96才の祖父、90才の祖母が出迎える。 最近涙もろい二人が、「無事に帰った」と言って、また泣く。 泣かれるようなことをしていたんだ・・・、と思いながらも、いい旅立ったよと、 お土産を渡しながら、夕飯を食べる。 日本食は合っていると感じる。 今まで何気なく食べていて、当たり前だと思っていたご飯がとても美味しく感じる。 その後、風呂に入って、お湯につかる。 お湯につかれるのも当たり前だと思っていた。 歯を磨く。 旅先の歯ブラシと違って、家に置いてある歯ブラシの使いやすいこと、使いやすいこと・・・。 家っていいな~と、再認識する。 今まで当たり前だったことに、感謝しなければと思った。 一人旅を続けていたときは、一人で生きていけることを感じていたので、 「家族がいるから、自分の可能性が狭められるんだ」と思っていたが、 「居心地の良さをかもしだしているのは、家族なんだ・・・」と自分が小さく感じられた。 祖父・祖母・母を抱えながら生活してきて、自分の愛する嫁さんならまだしも、 次男なのに重いものを背負いながら過ごしているな~と思っていた。 感謝しなければならないのは自分の方だろうと気付く。 これがこの旅一番の気付きだった。 旅の良さについて、平先生やMr.Xはこのことも言いたかったのではないかと考えた・・・。 (終わり) 追伸 無事持って帰ったDVDをチェック。 一枚見れないものがあったものの、あとはPCで認識できた。 CSS(DVDのプロテクト)はかかっておらず、 4時間という長い映像でも片面一層(4.3GB程度)に入れてあるので、 画質はそんなに良くない。 この辺はサラリーマン時代に専門だったので、解析は余裕だった。 複製が容易なので、こういうところから海賊版DVDが作られていくんだろうなと感じる。 元値が一枚200円程度、ブランクのDVDディスクが20円ぐらいとして、一枚1000円で100枚売ったら、原価率2.2%。摘発される業者があとを絶たないのが分かる気がした・・・。 制限される旅の感想 ・生きていくために、行動しなければならない状態になっているのが良い。 (食べ物を買うとか、トイレを探すとか・・・) ・夜が一人暇で、いろいろと思いがはせられたの良い。 ・同じことをしないと心がけると良い。 同じ道を通ったり、同じ食堂を使っても、気付きはなく、感動、感激は少ない。 ・笑顔はいい。笑顔は言語や文化の壁を越える。 ブログランキングranQ
by bigapplepj
| 2006-07-28 09:36
| NYでの日常
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